トヨタ関連部品企業年金基金は、厚生年金基金が行っていた国の厚生年金の一部代行を返上し、退職金の全部または一部を年金または一時金で支給する“企業年金”のみを中心に運営する制度に移行したものです。したがって、厚生年金基金にはあったメリットおよびデメリットはなくなりました。

また、企業年金基金への移行に合わせ、予定利率・給付関連利率の見直し、給付期間の選択制の導入などの制度変更も行いました。これにより、長期的な安定運営のため持続可能な企業年金制度となるとともに、シンプルでわかりやすく、かつ魅力ある年金制度となることができました。